昨日、潜水塔でやられたあとは今度は勉強で脳ミソがノックアウトです。今週はなんと3つも効果測定の試験があるもんで毎日勉強しなきゃいけません。苦痛でしかたないです。

なんかこの日の終礼の時、みな目が死んでいたと担任の教官が後日オレに話しました。心身&脳みそまでやられてます。

本日は潜水塔での着衣泳の訓練です。『泳』っていうか『溺』です。さて、どうなったかというのを即決に言いますと。本気で溺れました。パニックになりました。水が怖くなりました。二度とやりたくありません。

いや～、10分間着衣で立ち泳ぎするのがこんなに辛いとは思いませんでしたね。「じゃあ、潜水塔で10分間立ち泳ぎだから」と教官に言われた時も緊張でカチカチになったけど実際に潜水塔の上に登ると顔面蒼白になるね。潜水塔って何？っていうと、いわゆるダイバー練習用の水深6m直径10mくらいのプールだね。そこに服を着たまま落とされるの。水が2mくらい抜いてあるから淵までスゲー高くて異様な圧迫感があるの。なんだろう、井戸におちた感じかな。絶対に自力では上がれない。

そんな中、10分間の立ち泳ぎのスタート。最初は順調なんだよ。ペースを掴めばこれなら行ける！！って思うの。でも、そんな気持ちは甘かった。必死な隣の人に蹴られたり、ダイバー用の機材を装備して潜っている"サメ"に重りを入れられたり、足を引っ張られたりされて、もう大変。後半になると、いったいいつに終わるのか分らないし、身体は本気で動かないし、でも動かさなきゃ沈むし、本当にパニックですよ。だって身体が沈むんだよ。もう浮かないんだよ。死んじゃうよ。もう後半なんてみんなの嗚咽や今まで聞いたことのないような叫び声、助けを求める声が響き渡って、もう地獄絵図ですよ。イメージてきには地獄の釜ゆでな感じ。プールに入ってる10人くらい全員がうめき声を出してるんだよ。だって本当にヤバいんだもん。

身体が限界だから命綱を握ろうとすると教官に綱を思いっきり緩められるし、はしごを掴んでやろうと思うと命綱を思いっきり引っ張られて「そんなの掴んでるんじゃねえ！」って怒鳴られるし。でも、なにかを掴まなきゃ、沈むし、沈んだら死ぬし。「このままじゃ死ぬ」って本気で思いました。そうなるともうパニックですよ。もうもがきまくりですよ。そんなことする方が沈むのにね。

そうやって、みんなひたすら水を飲み、涙を流し、嗚咽を漏らして、なんとか終了。丘に引き上げられても動くことができません。そんだけ苦しかった。「これで要救助者の気持ちがよく分っただろう」って、そりゃあ痛すぎるほどわかりましたよ。もう本気で二度と味わいたくないです。

P.S　今日の訓練の傷跡はかなり深かったらしく、珍しく自分は夜眠れませんでした。目をつぶると、顔までかかる水の音とみんなのうめき声が聞こえてくるんですよ～。ここまで精神的にやられたのは初めてです。

うちらの学校生活も後１ヶ月ほどになり、いよいよ訓練も佳境を迎えてます。今までの基本的なものを組み合わせて行う総合的な訓練が始まり出してます。

そして、今週はなんといっても火曜日の潜水塔で着衣泳の訓練が待っている。みんな顔色が悪いです。覇気が全くありません。この訓練を軽く説明すると、溺れさせて要救助者の気持を味わうことらしい。水深6mの潜水塔の底には訓練後、溺れて吐き出したご飯粒が堆積しているとか。ある教官の「大丈夫だ、死ぬまでやんねえよ」という言葉は全くもって笑えません。死ぬ手前までやるってことなんだからね。溺れたことなんか一度もないんでマジで恐怖です。怖すぎる・・・。

昨日のレゲエ祭は1４時から21時まで休みが全然ないから相当疲れたのよ。しかも、ひたすら飲んでるからね。おかげさまで家に帰ってベットでメールを打ってたらそのまんま寝てしまいました。そんくらい疲れてたわけ。

で、今日は一日家でゆったりしてるんだけど、やっぱ疲れた時には温泉に行きたいね。で、昨日のレゲエ祭の会場の隣にある万葉倶楽部という温泉のHPをみたんだけど、スゲーいい感じ。マジで行きたいデス。こういう和な空気大好きです。ちょっと高いけど一回行ってみたいな。

HPのアドレス載せたんでよかったら見てみて。横浜の新たな名所になるのか？
万葉倶楽部
http://www.manyo.co.jp/mm21

今日は日本で一番大きいレゲエイベント、横浜レゲエ祭！！世界でも名高い、横浜のレゲエクルーMighty Crownが主催する野外イベントで、今年も2万人もの人を集めました。やっぱ日本のレゲエがここまで大きくなったのは間違いなくこの人達がいたからでしょう。今日、出るアーティストも豪華なメンバーばっかし、レゲエじゃないけどCRAZY KEN BANDも出てました。
いいねっ～！！

14時開場&開演なんで12時には横浜に集合して、会場のみなとみらいへGO!そこで別に集まっていた仲間とも集まって、とりあえず近くの芝生でピクニック。ビールを片手にすぐそこで買った一人前の寿司とかケンタッキーとか、やっぱりテキーラとかをみんなで広げて、会場に入る前から楽しすぎる空気でしかたありません。「なんかピクニック気分で十分満足だな」って思わず言ってしまいそうです。

でも、やっぱ会場の中はもっともっと楽しくて熱かった！デカイ音に、広い会場、去年は混雑していたトイレも今年は全然空いてる。やるじゃん、マイティークラウン！！

このレゲエ祭の会場である新港埠頭がホントいい場所なんだよね。左手には今話題の海上保安庁の基地があって、その奥にはマリンタワーが見えて、右手には観覧車やランドマークタワーが見える。まさしく『横浜』な場所で2万人も人を集めてイベントをやっちゃうんですよ。日本全国から人が集まるようなレゲエ祭だからやっぱ、胸はって「横浜どうよ！」って言いたいんだろうね。マイティークラウンの横浜を愛する心に胸が打たれます。

そして、出てくるアーティストもホント豪華な人達ばっか。MOOMINの甘い歌声に酔い、H-MANで笑い、FIRE BALLで熱くなったよ。他のアーティストもどれもよかった。でも、やっぱPUSHIMに毎年やられます。駄目です。ちょうどPUSHIMの時に日が暮れて夜景が綺麗になるんだよ。観覧車も点灯してさ。そんな中にPUSHIMの歌を聞いてると号泣してしまうんですよ。なんかステージのバックの観覧車とかランドマークのいわゆる『横浜』な夜景を見ていると、この街で働けるという喜び、使命みたいなのが次々とオーバーラップしてくるんだよね。マイティークラウンもこの街を愛してるかもしれないけど、オレも負けじとこの街が好きだし、市民350万人の人がそう思っている訳で、そんな横浜を愛する人達とこの街を守れる仕事に就けたことへの幸せを感じつつ、やらなければならないことを今一度噛み締めるんです。そしたら涙が出るんです。もう涙の確変に入った感じで大変です。
まあ、そんな感じで一年に一度はエモーショナルな感じになるのもいいんじゃないのかな？暑苦しいけどさ。

そんな感じで飲んで、踊って、騒いで、って感じであっというまに終演の時間になってしまいました。昨年もそうだったけど楽しい時間というのはあっという間にすぎるもんだね。終演後の花火は今年の夏の思い出にしっかりと刻み込められたでしょう。7月の中盤からほぼ毎週のように行った野外フェス5番勝負もこれで終わり。考えるとハードなスケジュールだった。でも、最高な思い出ポイントを貯めれたな。今年は満足すぎる夏でした。。